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伊那市 教育関連施設の整備計画

◆非構造部材耐震化と給食施設の改築

 伊那市は、小・中学校体育施設の非構造部材の耐震化と、老朽化が進んでいる給食施設の改築を進めている。2020年度以降に計画されている施設をまとめた。

◆体育施設は長谷中など4校で改修
◆工事発注は20年度以降

 学校体育施設の非構造部材の耐震化では、19年度は伊那東小学校、東春近小学校、高遠中学校、長谷中学校−4施設の実施設計を発注。改修工事は長谷小学校、西春近南小学校、富県小学校、西箕輪小学校−4施設を6月に事後審査型一般競争で入札。年度内完成で工事着手している。19年度に設計着手の4施設は、20年度以降の着工予定。
 工事は、体育館の天井材、照明設備のLED化、外壁や屋根の改修などを行うもの。主な工事は学校の夏休み期間に進めるため、過去の発注状況から6月頃の発注とみられる。
 小・中学校施設の耐震化の状況は、建物の柱や壁などの構造部材の改修を2014年度に完了。2015年度から体育施設の非構造部材の耐震化に着手し、毎年度3施設前後の改修を行っている。
 体育施設の耐震化が完了した後は、校舎の非構造部材の耐震改修に着手する見通し。
 20年度以降に非構造部材の改修工事に着手する体育施設の概要は別表参照。

◆給食施設は5施設の整備を検討
◆20年度は富県小の改築を発注予定

 学校給食施設は、2014年に策定した「伊那市学校給食施設整備計画」に基づき、順次整備を行っている。計画によると、12施設の整備を実施する方針。19年度9月時点では、12施設のうち残り5施設が工事着手していない状況。そのうち1施設は19年度に設計着手、4施設は検討段階にある。
 19年度は東春近小学校の改築工事と、富県小学校給食調理場の実施設計を発注した。
 富県小の工事は、老朽化した既存給食調理場(S造平屋、延べ174㎡)を解体して、新しい給食調理場を整備するもの。新調理場では、1日当たり約150食の小学校昼食を製造する。
 過去の発注状況をみると、設備分離の事後審査型一般競争で第1四半期に入札、6月議会に契約案件を上程している。
 富県小学校の調理場は、新山小学校との共同調理場として利用している状況だが、20年度に予定されている新山保育園の建て替え工事に併せて、同園敷地に保育園と小学校用の給食施設が設けられる。完成後は富県小と新山小それぞれで給食を製造する見通し。
 2019〜21年度を計画期間とする実施計画では、給食施設整備費に20年度2億8200万円、21年度2億8860万円を試算している。
 今後、整備を検討する給食施設は、手良小学校、西春近南小学校、高遠町学校給食センター、長谷学校給食共同調理場−4施設。
 20年度に発注予定の富県小給食施設の概要は別表参照。

[新建News中南信版10月4日号抜粋]

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